小学6年生の声が5日間で100万円集めた、作文殺処分される犬猫の"78円の命"を絵本にするクラウドファンディング
- miyoshinoie
- 2016年2月9日
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昨日夕のテレビニュースで報じられた、豊橋市の女の子から始まった基金活動、批判や口ばかりで世間を憂うワシ含めてオトナの実行力のなさに情けなかった。
みよしイオンでのペットショップの実話
「ウワー!カワイイ猫ちゃん!自分のご褒美で15万円で買っちゃお!と単身ギャル。 次の日「じゅうたんの上でウンチして部屋が汚れちゃったがネ!聞いてないよ!返品します!」
「78円の命」は、2012年、当時小学6年生だった谷山千華さん(愛知県豊橋市)が書いた、 猫の殺処分についての現実を素直な感性で描いた作文。豊橋市の話し方大会で最優秀作品に選ばれ、同市の道徳の授業でも扱われているほか、2020年からは愛知県内全域の道徳の授業で使う副教材に掲載されることも決まっているという。ちなみに、タイトルにある「78円」とは、作文の中で犬猫1匹の殺処分にかかる費用として登場する金額だ。
谷山さんが作文を書いてから3年以上が経過した今でも、年間20万匹以上の犬猫が保健所で殺処分されているという。作文は動物の命の大切さを改めて考えるきっかけになる内容で、これまでに本作を用いた企画はあったものの、必要な人員や費用面に課題があり実現には至っていないという。
そこで今回、東京で活動するクリエイター(フォトグラファー・Kay N氏/アートディレクター・新村夏絵氏/ライター・戸塚真琴氏)の発案により、クラウドファンディングを活用して、同作文を原作とした絵本を作るプロジェクトがスタートした。子どもから大人まで幅広く読まれる形にすることで、多くの人にこの事実が伝わり、将来的に犬猫の殺処分がなくなることを目指すとしている。完成した絵本は78円で販売することを目標にしているとのことだ。
また、支援プランには、完成した絵本がもらえるプラン(5,000円)をはじめ、絵本の奥付に名前が記載されるプラン(1万円)、 出版記念イベントに参加できるプラン(1万2,000円)、さらに法人を対象に「オリジナル商品開発」が行えるプラン(20万円)などが用意されている。
なお、目標金額の100万円はクラウドファンディング開始5日目に達成し、2月8日現在154人の支援者から104万円を超える支援金が集まっている。
「是非、支援をお願いします」捨て猫と2人暮らし6年半の独居障害者からのお願い。