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それでもユニクロがイイ!軽いし暖かいし洗濯できるし安いし!暖冬で冬物衣料の売れ行き不振で17%の利益減

  • miyoshinoie
  • 2016年2月12日
  • 読了時間: 3分

「ユニクロ」が失速している。第1四半期決算で営業利益が前年同期を16.9%下回った。同期間としては4年ぶりの減益となった。「いまユニクロ着てますか?」街角調査でわかった驚異の日本人ユニクロ着用率は50人中、39人とほぼ8割。回答者のうち「着ていない」と明確に答えた人はわずか3名(男性1人、女性2人)。ヒートテックなど冬物の着用者が多かったが、靴下やインナーなど、ユニクロの着用率は凄まじく、「貰い物でわからない」「覚えていない」という人がほぼ1割に達することも考えれば、ユニクロ着用率は9割に達している可能性もある。全豪テニスでの錦織vsジョコビッチもユニクロ対戦だったし、 なかには、「こんなオシャレな人が!?」という人が、見事にトップスやボトムスにユニクロを取り入れている。

ラコステやラルフローレン、KENTロゴの純毛セータ着て喜んでいた還暦爺も、極暖下着とフリースや2280円で買ったカシミヤ10%で洗濯機で洗える誠に軽くて着心地の良い服装で、今年の冬は過ごしてしまっている。綿下着+裏起毛ポロシャツ+太網みセータがお洒落と信奉してきたIVY・トラッド世代には革命的な進化である。 年末年始に冬物を半額以下でバーゲンセールし在庫を減らしたら、2月中旬の今日も寒気で寒い!今年は暖冬と明言していた気象庁に責任だと怒れてくるだろうな。「予想に反しまして・・・」と気候現象が悪いような上から目線のコメントで片付け、衣類業や飲食業にも大損をもたらし、これが気象予報民間企業なら信用問題!訴訟にまで至っていただろうに。

しかし、ユニクロの見識は謙虚である。海外の店舗網を拡大したことで、連結売上高は5203億円と前年同期に比べ8.5%増えた。が、国内のユニクロ事業は「ヒートテック」や「ウルトラライトダウン」など冬物衣料の多くが苦戦。連結業績の足を引っ張った。7日の会見でユニクロは「想定を超える暖冬だったことに加え、暖冬でも売れる商品構成になっていなかった」と振り返った。そのうえで、「品番数の増加により焦点がぼやけ、(テレビCMやチラシで)個々の商品の付加価値を伝えきれなかった」と分析した。国内ユニクロの既存店売上高をみると、昨年は9、10月こそ前年を上回ったが、売上規模の大きい11月は8.9%減と落ち込んだ。冬物販売の動きが鈍かったため、値引き販売を増やした結果、粗利率も前年同期に比べ0.8ポイント悪化した。ユニクロは円安に伴う原価の上昇を理由に、秋冬商品から約2割の商品を平均1割値上げしている。2014年に続く2年連続の値上げとなり、割高感は強まっている。「値上げの影響は限定的」とするが、客離れが起きていることは否めない。暖冬の影響が一番大きいが、値上げが消費者に十分支持されていないことも国内不振の背景にある」としたうえで、「たとえばウルトラライトダウンは3割近い値上げなっているが、それに消費者がおカネを払うか疑問だ」と語る。

この言い訳をしない謙虚な会見を聴き、「ユニクロの企業マインド、顧客視点大優先」の姿勢がある限りこの会社は伸びしろに余裕があり、更にユニクロファンになってしまった。世相や環境などの他のものを恨まず責めず、己の胸に常に手を当て思考する姿勢は、我ら個人が皆そうであれば現世相にある歪んだ事件、事故もなくなるっだろうに、と感じた。


 
 
 
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