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偉人 千利休の教え心の常備薬「人の行く裏に道あり花の山」下の句は「いずれを行くも散らぬ間に行け」です。教え48選です、飽きずに読んで頂戴

  • miyoshinoie
  • 2016年2月18日
  • 読了時間: 4分

魚偏に秋と書いて鰍(カジカ)、冬は鮗(コノシロ、幼魚はコハダ)、春は鰆(サワラ)。魚偏に夏という字はありませんが、木偏には四季がそろいます。 榎(エノキ)、楸(キササギ)、柊(ヒイラギ)、そして椿(ツバキ、英名カメリア)です。落花の際、花全体がぽとりと落ちる様子が忌まれたりしますが、冬の間も艶のある葉を持ち、寒風の中で花を咲かせることから「霊木」とされ、古来から親しまれてきました。ワビスケ(侘助)という花も椿の一種で、他の椿と同じように寒い時期から

花を咲かせ、茶人好みの花としても知られています。

茶人といえば千利休ですが、その利休が教えとして残した歌は「利休百首」

として今に伝わっており、その中に次のような句があります。

 「何にても 置き付けかへる 手離れは 恋しき人に わかるると知れ」

  (手を離す時は、恋しい人と別れる時のような余韻を持たせよ)

上記はいわゆる「残心」を表現したものです。残心とは最後まで心を残すこ

と。芸道においては気を抜かず、相手を思いやる心であり、武道においては勝負が決まったかに見えても油断しないことです。

ちなみに日本テレビ 世界一受けたい授業”日本人が好きな天才ベスト100″のひとりに選ばれた。以下、偉人たる千利休の教えたる名言をピックアップしてみました。

No.001

まず炭火はお湯の沸く程度にしなさい。 お湯は飲みやすいように熱からず、ぬるからず、夏は涼しげに、冬はいかにも暖かく、花は野の花のごとく生け、刻限は早め、早めにして、雨降らずとも雨具の用意をし、お客の心を心とするのです。

No.002

当たり前のことが、いつでもどこでもできるならば、私があなた方の弟子になりましょう。

No.003

規矩作法:守りつくして、破るとも、離るるとても、本を忘るな。

No.004

頭を下げて守れるものもあれば、頭を下げる故に守れないものもある。

No.005

稽古とは、一よりならい十を知り、十よりかえる、もとのその一。

No.006

一期一会。

No.007

叶うはよし、叶いたがるは悪しし。

No.008

心の師とはなれ、心を師とせざれ。

No.009

小さな出会いを大切に育てていくことで、人生の中での大きな出会いになることもあります。

No.010

家は洩らぬほど、食事は飢えぬほどにてたる事なり。

No.011

幸せになりたいのなら、幸せとの出会いに気づけないのも、幸せとの出会いを幸せに感じられないのも、もったいないでしょう。

No.012

その道に入らむと思ふ心こそ 我が身ながらの師匠なりけれ。

No.013

何にても 道具扱ふたびごとに 取る手は軽く 置く手重かれ。

No.014

茶の湯とは ただ湯をわかし 茶をたてて 飲むばかりなる本を知るべし。

No.015

点前こそ薄茶にあれと聞くものを そそうになせし人はあやまり。

No.016

はぢを捨て人に物とひ習ふべし 是ぞ上手の基なりける。

No.017

何にても道具扱ふたびごとに 取る手は軽く置く手重かれ。

No.018

薄茶入蒔絵彫りもの文字あらば 順逆覚え扱ふと知れ。

No.019

こゝろざし深き人にはいくたびも あはれみ深く奥ぞ教ふる。

No.020

肩衝は中次とまた同じこと 底に指をばかけぬとぞ知れ。

No.021

上手にはすきと器用と功積むと この三つそろふ人ぞ能くしる。

No.022

よそにては茶を汲みて後茶杓にて 茶碗のふちを心して打て。

No.023

習ひつつ見てこそ習へ習はずに よしあしいふは愚かなりけり。

No.024

点前には弱みをすてゝただ強く されど風俗いやしきを去れ。

No.025

何にても置き付けかへる手離れは 恋しき人にわかるゝと知れ。

No.026

中継は胴を横手にかきて取れ 茶杓は直におくものぞかし。

No.027

一生に一度しかない、今この時の出会いを大切にしようとする「一期一会の精神」が大切なのではないでしょうか。

No.028

棗には蓋半月に手をかけて 茶杓を円く置くとこそしれ。

No.029

とにかくに服の加減を覚ゆるは 濃茶たびたび点てゝ能く知れ。

No.030

濃茶には湯加減あつく服は尚ほ 泡なきやうにかたまりもなく。

No.031

濃茶には点前をすてゝ一筋に 服の加減と息をもらすな。

No.032

点前には強みばかりを思ふなよ 強きは弱く軽く重かれ。

No.033

水指に手桶出さば手は横に前の蓋とりさきに重ねよ!

No.034

茶はさびて心はあつくもてなせよ道具はいつも有合にせよ!

No.035

花入の折釘打つは地敷居より三尺三寸五分余もあり!

No.036

暁は数寄屋のうちも行灯に夜会などには短檠を置け!

No.037

数多くある道具を押しかくし無きがまねする人も愚な!

No.038

ともしびに陰と陽との二つあり暁陰に宵は陽なり!

No.039

釜一つあれば茶の湯はなるものを数の道具を持つは愚な!

No.040

茶を振るは手先をふると思ふなよ臂よりふれよそれが秘事なり!

No.041

右の手を扱ふ時はわが心左のかたにありと知るべし!

No.042

乾きたる茶巾使はば湯をすこしこぼし残してあしらふぞよき!

No.043

壷などを床に飾らん心あらば花より上にかざりおくべし!

No.044

余所にては茶を汲みて後茶杓にて茶碗のふちを心して打て!

No.045

文琳や茄子丸壷大海は底に指をばかけてこそ持て!

No.046

床に又和歌の類をばかけるなら外に歌書をば飾らぬと知れ!

No.047

掛物をかけて置くには壁付を三四分すかしおくことゝきく!

No.048

炭置くも習ひばかりに拘はりて湯のたぎらざる炭は消え炭!


 
 
 
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