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「歌舞伎者!」と親に言われたら「このバカ息子が!」と怒られとるんヨ。BEATLESかぶれもバイクキチガイも・・・そうか!矢沢永吉も聖飢魔Ⅱも実はロックとファッションの融合最先端だったのか!

  • miyoshinoie
  • 2016年2月20日
  • 読了時間: 4分

出雲阿国(いずものおくに)が江戸城で将軍や諸大名を前に初めてかぶき踊りを披露した日にちなみに2月20日は「歌舞伎の日」となっています。今から400年ほど前の出来事ですが、現代におきましても「十八番(じゅうはちばん、おはこ)」や「二枚目」などのように、歌舞伎に由来する言葉が日常的に使われています。ちなみに「十八番」は、市川宗家の得意演目が歌舞伎十八番で、その台本を桐の箱に入れていたことが語源となっています。 「二枚目」は、もともとは歌舞伎を上演する芝居小屋で客寄せのために掲げた絵看板に由来します。絵看板は8枚あり、一枚目の「書き出し」に始まり、「二枚目」には美男の花形役者の絵が書かれており、「三枚目」に道化役が書かれていたことから、二枚目=美男子、三枚目=面白い人という使われ方をするようになったそうです。ちなみに「二枚目半」は、三枚目の要素をもつ二枚目のことを指します。

また、会計の際に使われる「おあいそ」も歌舞伎に由来しています。歌舞伎では男女が縁を切ることを「愛想尽かし」と言い、それを真似て、飲食店の主人が勘定を請求する際「誠に愛想尽かしな事ですが・・」とへりくだって言うようになったことが始まりです。そのほか、幕の内弁当、とちる、めりはり、黒幕、御曹司、板につく・・・なども歌舞伎から来た言葉だそうです。

つまり、かぶき者(かぶきもの。傾奇者・歌舞伎者とも書く)は、戦国時代末期から江戸時代初期にかけての社会風潮。特に慶長から寛永年間(1596年~1643年)にかけて、江戸や京都などの都市部で流行した。異風を好み、派手な身なりをして、常識を逸脱した行動に走る者たちのこと。茶道や和歌などを好む者を数寄者と呼ぶが、数寄者よりさらに数寄に傾いた者と言う意味である。かぶき者は色鮮やかな女物の着物をマントのように羽織ったり、袴に動物皮をつぎはうなど常識を無視して非常に派手な服装を好んだ。多くは徒党を組んで行動し、乱暴・狼藉をしばしば働き、自分の武勇を公言することも多く、それが元でケンカや刃傷沙汰になることもあった。こうした身なりや行動は、世間の常識や権力・秩序への反発・反骨の表現としての意味合いがあった。世間から嫌われつつ、一方ではその男伊達な生き方が共感と賞賛を得てもいた。彼らは、仲間同士の結束と信義を重んじ、命を惜しまない気概と生き方の美学を持っていた。その行動様式は侠客と呼ばれた無頼漢たちに、その美意識は歌舞伎という芸能の中に受け継がれていく。

要は「歌舞伎者!」とは現代では、「バンカラ」にはじまり「ツッパリ」「ヤンキー」と「周囲を威嚇するような強そうな格好をして、仲間から一目おかれたい」という志向を持つ少年少女を指す俗語を指す。「非行少年」「不良」「チンピラ」「不良集団」などを指すものとして意味。乱暴な割るガキだけど「弱い者いじめはせず、ジャイアンのように涙もろく、友は大切にする」ある種の正義感が有った。今みたいな陰険なイジメや弱いもの虐待なんぞはしないのだ!

歌舞伎者のルーツといえば、漫画や映画「花の慶次」NHKの「かぶき者・慶次」で有名になったで前田慶次/慶次郎の通名で知られる、前田利家の義理の甥子。養父の前田利久は、前田利家の長兄で、尾張国荒子城主(愛知県名古屋市中川区)であった。熱田神宮には天正9年(1581年)6月に荒子の住人前田慶二郎が奉納したと伝わる「末□」と銘のある太刀が残る。また、『乙酉集録』内の「尾州荒子御屋敷構之図」には荒子城の東南に東西20間、南北18間の「慶次殿屋敷」が記されている。

慶次郎(利益)には常日頃世を軽んじ人を小馬鹿にする悪い癖があり、それを叔父の利家から度々教訓されていた。慶次郎(利益)が京都にいた時分、豊臣秀吉が大坂城にて諸国から名だたる大名を招き、一夕盛宴が開かれた。元来無遠慮な慶次郎はどこをどう紛れ込んだか、この席の一員として連なっていた。宴まさにたけなわ、慶次郎は末座の方から猿面をつけ手拭いで頬被りをし、扇を振りながら身振り手振り面白おかしく踊りながら一座の前へ踊り出て並んでいる大名たちの膝の上に次々と腰掛け、主人の顔色をうかがった。もとより、猿真似の猿舞の座興であるため、誰一人として咎める者もなく、怒り出す者もいなかったという。

つまり、歌舞伎は名古屋が発症で、不良文化を創り、音楽とファッションの融合、ヴィジュアル系ロックもキャロルも氣志團も、ルーツは尾張だと威張ってイイことなのダ!ただ家庭不幸に導く元凶のひとつである、全国のパチンコ店に『CR花の慶次』設置され、またモバイルサイト「newginエキサイトランド」ではアプリが配信され、生産性のない愚かな消費に利用されているのが腹が立つ。


 
 
 

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