インフルエンザには冬野菜のビタミンAが治りやすく美容効果も、今月に入って過去10年間で2番目の大流行、しかも愛知県が全国でブッチギリ1位。しかし野菜価格高騰!
- miyoshinoie
- 2016年2月21日
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今月に入って、全国的に「警報レベル」となっているインフルエンザが、さらに猛威をふるっている。国立感染症研究所によると、先週1週間の患者数は推計205万人に上り、過去10年間で2番目の大流行となっている。国立感染症研究所によると先週1週間に、インフルエンザで医療機関を受診した患者は、前の週より41万人増えて推計205万人に上り、1医療機関あたりの患者数は39.97人になった。これは、過去10年間で、4年前の2012年に次いで2番目の大流行となっている。 県別では、43府県で患者数が増えた。愛知が1医療機関あたり58.5人と最も多く、続いて沖縄、埼玉、福岡の順となっている。また、学級閉鎖などの対応をとった学校や保育所は、6285か所に上っている。
予防や病中の食事で積極的に摂りたい栄養素が豊富な、今が旬の冬野菜を食べるのがおすすめ!身体の抵抗力を高めることができ、かかりにくく治りが早い。
ビタミンA:粘膜の形成に不可欠のビタミンAが不足すると、
ウイルスは身体に侵入しやすくなってしまいます。
ビタミンC:ウイルスに対する抵抗力を強めてくれる効果があり
ます。
では、ビタミンAやCが豊富に含まれる冬野菜をご紹介していきたいと思います。スーパーで見かけたら即カゴに入れて欲しい食材です。 ■ビタミンAを豊富に含む冬野菜 ブロッコリー、小松菜、ニラ、チンゲン菜、ほうれん草など 青い葉物野菜にはビタミンAが豊富に含まれています。汁物やシチューなどに加えると手軽に摂取量を増やせるのでおすすめです。 ■ビタミンCを豊富に含む冬野菜 大根、カリフラワー、ネギ、白菜、ほうれん草など これらの野菜の他、冬はついつい食べてしまうみかんもビタミンCの宝庫です。美肌にも不可欠なビタミンCはどんどん摂ってほしい栄養素の一つ。
ところで、一見、ホウレン草に似ていますが、カルシウムはホウレン草の5倍、カロチンやビタミンC、鉄分等が豊富で非常に栄養価が高い『小松菜(こまつな)』。霜が降りる頃から、甘味が増して最も美味しくなります。
都市近郊での栽培が盛んで、主産地は東京、神奈川、埼玉など関東地方での生産量が約8割を占めており、消費量も最も関東が多くなっています。
栽培されたのは江戸時代からだそうで、徳川第8代将軍の吉宗が、小松川(東京)の近くでこの野菜を使った汁を食べたことが名前の由来とされています(5代将軍綱吉との説もあります)。
この小松菜によく似たものに愛知県や岐阜県など中部地方の伝統野菜『もち菜(もちな)』というのがあります。名前の通り、お雑煮(おぞうに)に入れる「餅(もち)」との相性が抜群です。「花かつお」をふりかけて食べるシンプルなお雑煮は忘れられない一品です。残念ながら関東地方で「もち菜」は手に入りません。
しかし、寒波や積雪の影響でホウレンソウやトマトなどの野菜の卸値が高騰している。スーパーでの小売り価格も上昇しており、平均卸値(1キロ当たり)は、ホウレンソウが前年同日比28%高の841円、長ネギが43%高の432円、トマトが40%高の661円、キュウリが16%高の580円、ピーマンが7%高の848円などとなっている。
残念!でも医者にかかるより、鍋に不可欠で今が美味しい旬な高い野菜をモリモリ食おうぜ!