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「一月行く、二月逃げる、三月去る」やることが多くて思うように進まないことの裏返し。振り返ればいつのまにか遠くに去ってしまったのは、10年、20年という歳月も同じ。今年の新入社員は「ドローン型」?世代間


昨日は二十四節気の一つ「清明」。 新鮮で生気にあふれている様を「清新」、明るくのびのびとしていることを 「明暢(めいちょう)」と言い、桜花爛漫、天地万物に清新明暢の気が満ちあ ふれる時候です。 昨日と今日とでは左程の違いはないのだが、「3月」と「4月」では周りの様子も違って見えるような気がする。1日は企業や官公庁で入社式・入省式が行われ、今週は入園式、入学式・・・そういった雰囲気がそのような気分にさせているのかもしれない。

ところで、心機一転、新しく何事かを始めるに相応しい時期というのは、少なくとも1年に2度あるという。新しい年の始まり1月と、新しい年度の始まり、何もかも目覚め生成しようと動き出す4月です。チャンスはいたるところにあると考えるが、チャンスに気付くことは意外に少ないもの。4月は新しく事を始めるチャンスでもある。街をゆく新社会人にも清新明暢の気が溢れており、新しいスーツといった外見上の「らしさ」とは別に、初初(ういうい)しさが何となく伝わってきます。 しばらくすれば、この「初初しさ」は薄れてくるものですが、初初しさに包 まれたその内面にある夢や希望はいつまでも忘れずにいてほしいと願います。ちなみに「初初しい」を辞書で引きますと、「世間ずれしていないで、若々 しくけがれのないさまである。ものなれていないで初心な様子である」などと 書かれていますが、最近は「初初しい」と感じる機会がめっきり少なくなった ような気がします。迎え入れる側の先輩社員も、どのような新人が入ってくるのかとわくわくしながら待っている時期ですが、参考までに今年の新入社員のタイプを「ドローン型」だとしています。 そのココロは、

「強い風(就職活動日程や経済状況などのめまぐるしい変化)にあおられたが、なんとか自律飛行を保ち、目標地点に着地(希望の内定を確保)できた者が多かった。さらなる技術革新(スキルアップ)によって、様々な場面での貢献が期待できる。内外ともに社会の転換期にあるため、世界を広く俯瞰できるようになってほしい。」と、まとめつつ

「夜間飛行(深夜残業)や目視外飛行は規制されており、ルールを守った運用や使用者の技量(ワークライフバランスへの配慮や適性の見極め)も必要。」との注意書きも添えられています。上記は毎年恒例の話題の一つですが、来年あたりはそろそろ「自動運転型」の新入社員が登場するかもしれません。

見上げれば桜の季節。気づけば、こんなにも桜の木があったのかと思うほど、街のあちらこちらで薄桃色の花が咲いている。街中の桜が満開だ。

『ひさかたの 光りのどけき 春の日に 静心なく 花の散るらむ』

『花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに』 上記は平安時代といわれる百人一首の中で桜を歌ったものの一部ですが、百人一首では桜を歌ったものは6つ、梅は1つのようです。 一方、それより古い奈良時代の日本最古の和歌集と言われる万葉集に詠まれた桜の歌は40首、対する梅の歌は118首あるそうです。 奈良時代には、花と云えば梅を指し、平安時代になって花と云えば桜を指すようになったと云います。奈良時代に中国の思想をもとに造営された平城京、そしてそれを受け継ぐ平安京、その平安京では御所の紫宸殿(ししんでん)前にあるのは当初「左近の梅」でしたが、菅原道真の進言によって桜に代わったと云います。

ところが、奈良時代より以前の神話の時代の話では、これまた花と云えば桜だったようです。ただし、今の「ソメイヨシノ」ではなく、「ヤマザクラ」、「オオヤマザクラ」、「オオシマザクラ」と云った種類の桜です。 ちなみに、今のソメイヨシノは東京都豊島区の「染井」と云う地で江戸時代後期にウバヒガンとオオシマザクラの交配種として誕生したそうです。値段が安く、成長が早いので一気に日本全国に広がったそうです。

「理想の上司」アンケート調査では、松岡修造さんが男性上司で初の1位、天海祐希さんが女性上司で7年連続1位となった。松岡さんは「熱血」「頼もしい」「指導力がある」として支持を集めた。松岡さん、天海さんが1位 。また、ある中堅社員は、新人からLINEで『よろしくお願いします』と挨拶が来たため説教をしたらしい。しかし「今の学生にとってLINEを使うのは、むしろ謙虚な姿勢の表れ」という。「そもそも私たちの行動基準は時代背景によって変わるので、世代ごとにギャップが生まれるのは当たり前。大切なのは、ギャップが生まれる背景や、不満の傾向を知ること。それだけで、互いの距離の縮め方が分かり、ささいな誤解や不満も減ってくる」という。話がアチコチに飛んでしまったが「京都の桜」を下記サイトで満喫して頂戴。


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